IBMは、現在、世界中に 40万人いる社員のうち 30万人を、今後クラウドワーカーに置き換えていこうと計画している・・・なんて記事を見ました。
2010年3月、オバマ大統領は「オープン・イノベーションを促進するため、クラウド・ソーシングを積極的に活用するよう」、政府各省に通知をだしているそうです。
以前からアメリカでは、NASA (The National Aeronautics and Space Administration) など公的部門が、積極的にそれを活用してきました。
2001年、世界トップ10に入る製薬会社、イーライリリー社は、研究開発上の問題解決のために、INNOCENTIVEというクラウドソーシングサイトを立ち上げました。
このサイトでは現在、様々な企業が自社内で解決できなかった問題を公開し、それにたいして優れた解答を提示した登録メンバーに報奨金が払われます。
2012年時点で 200ヵ国(世界のほぼすべての国)から 25万人が登録しており、これまでに 1200万ドル(約12億円)の報償金が支払われ、課題の解決率はなんと 50%を超えているそうです。
働き方がどんどん変わってきています。
企業もコスト削減に進んで取り入れるでしょうし、外部ブレインが超スピードで集まるというシステム構築が出来れば、開発コストが激減するのでしょう。
日本でもランサーズという会社があります。
BLOGも代行で書いてくれたり、ロゴ作成等、仕事は多岐にわたります。
すごいのは年収が500万というTOPワーカーがでてきているということ。
かなりのスキルはいると思いますが、地方や海外でサーフィンしながらPCで仕事というライフスタイルも可能なんですね。